タイヤ交換作業中に追突され…男性が高架下に転落

自動車 社会 社会

10日午前3時ごろ、神奈川県川崎市川崎区内の首都高速道路湾岸線西行きで、路肩に停車していたワゴン車に対し、後ろから進行してきたトラックが追突。車外でパンクしたタイヤの交換作業をしていた25歳の男性が高架外に転落する事故が起きた。男性は約12m下の一般道に落ちて死亡している。

神奈川県警・高速隊によると、現場は川崎市川崎区東扇島付近で片側3車線の直線区間。ワゴン車は現場付近でタイヤがパンク。路肩に停車してタイヤの交換作業を行っていたところ、後ろから進行してきたトラックが追突した。

この事故でワゴン車は前方に押し出される状態となり、車外でタイヤの交換を行っていた埼玉県さいたま市内に在住する25歳の男性に衝突。男性はその弾みで高架から転落し、約12m下の一般道に落ちて全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。ワゴン車に乗っていた他の4人にケガはなかった。警察は追突側のトラックを運転していた横浜市保土ヶ谷区内に在住する45歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して男は「脇見をしていた」などと供述しており、警察では前方不注意が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース