デルタ航空は、東京地方裁判所で行われたスカイマーク債権者集会の後、同地裁の認可決定を受け、森本大日本支社長のコメントを発表した。
デルタ航空が支援するイントレピッド・エアクラフト・リーシングの再生計画案は、債権者集会による投票で否決された。
森本支社長は、「スカイマークへの出資はできなくなったが、スカイマークが日本の三大航空会社のひとつとして再生されることを願っている。デルタ航空は引き続き、日本の顧客向けのサービスの充実とネットワークの拡充を図っていく」としている。
デルタ航空は、米国航空会社の中で最多の日本発着便を運航している。成田空港をアジア地域のハブ空港と位置付け、成田から米国7都市のほか、リゾート4都市、アジア5都市に向けて直行便を運航しているのに加えて、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港セントレア、福岡空港からも直行便を運航している。
デルタ航空は、スカイマークを支援することで、日本市場に足場を築く方針だった。