カンタス航空は8月1日から、羽田-シドニー(B747使用)、成田-ブリスベン(A330使用)の2路線で直行便を毎日運航させる。そのなかでもブリスベン線に充当されるA330には、離着陸時もリクライニングできるフルフラットベッドを備えた「ビジネススイート」を順次導入する。
この成田-ブリスベン線の直行便就航にあわせ、クイーンズランド州(QLD)政府観光局は、モデル行程を発表。ブリスベン市内の観光に加え、市街地から約50km北東に浮かぶモートン島を周遊する4日間プランを教えてくれた。
「初日はブリスベンの市内をゆっくりとまわり、2・3日目をモートン島で過ごす。ブリスベン港から高速船で1時間ほどで島に入り、タンガルーマ(Tangalooma Island Resort)で野生イルカの餌付けを体験したり、4輪バギーでビーチを走破したり…」と担当者。カンタスのQF62便でブリスベン空港に朝7時に到着し、初日はブリスベン市内を観光。2日目の夜をモートン島で過ごし、3日目の夕方にブリスベンへ戻るという流れで、QLD州の州都とリゾートアイランドの両方を体験するボリュームだ。
「“食”でQLDを体感するならば、この州を代表するビール、フォーエックス(XXXX)の工場見学ツアーもいい。このエリアのアートの“いま”を感じるならばGoMA(QLD近代美術館)や、QLD文化センターなどのサウスバンクエリアゆっくりと歩きたい」(担当者)
また、ブリスベンを拠点とし「ゴールドコーストへの1~2泊のツアーも楽しめる」という。「初日はブリスベン市街をめぐり、2日目にエアトレイン(クイーンズランド鉄道)やバスでゴールドコーストへ。所要時間は1時間ほど。モートン島とはまた違った、豪州最大のリゾートビーチのひとときを楽しめる」とも話していた。