西武鉄道は7月30日、外国人留学生による多言語案内を西武新宿駅(東京都新宿区)で実施すると発表した。西武グループのインバウンド施策の一環。8月1日から同駅のお客さまご案内カウンターや改札口付近で実施する。
同社によると、対応言語は英語・中国語・韓国語・日本語の4カ国語。台湾・中国・韓国からの留学生のうち1人を配置する。川越や秩父など西武線沿線の観光地を訪日外国人客に案内するほか、切符の購入なども駅員に通訳することでスムーズに行えるようにするという。案内時間は8時から13時まで。
西武鉄道は今後、池袋駅のリニューアル工事に合わせて設置する訪日客向けのツーリストインフォメーションセンターでも、外国人スタッフによる案内を実施する予定としている。