新関西国際空港は、関西国際空港と大阪国際空港の2015年上期(1-6月)運営概況を発表した。
関西国際空港は、中国をはじめとするアジア方面での国際線が増便となり、これに伴ってインバウンド旅客が急増した。航空機発着回数は前年同期比12%増の7万6816回で上半期として過去最高となった。半期ベースでも過去最高。
国際線が同12%増の5万0977回、国内線が同12%増の2万5839回だった。
総旅客数は同19%増の1096万人で過去最高だった。内訳は国際線旅客数が同21%増の756万人だった。このうち、外国人が同58%増の458万人となったが、日本人が同8%減の291万人とマイナスだった。
国内線は同14%増の340万人と伸びた。
国際貨物取扱量は同5%増の34万6441トンだった。
一方、大阪国際空港の航空機発着回数は6万8539回と、前年同期の横ばいだった。航空旅客数は同1%増の694万人だった。