日産自動車の欧州法人、欧州日産は7月16日、2015年上半期(1‐6月)の欧州新車販売において、アジア最量販ブランドになった、と発表した。
欧州日産の発表によると、上半期の欧州新車販売は、38万4726台。前年同期比は4.3%増だった。また、上半期の市場シェアは、3.7%。上半期としては、過去最高を記録している。
販売の主力は、英国サンダーランド工場で生産されるSUVの『キャシュカイ』。上半期は、8万8000台を売り上げる。
上半期の国別実績では、英国が前年同期比34%増と大きく増加。スペインも18%増、ドイツも11%増と、2桁の伸びを達成した。
欧州日産は、上半期の販売結果を受けて、「アジア最量販ブランド」を宣言。これはトヨタや韓国のヒュンダイを、販売台数で上回ったことを意味する。