フランスの自動車大手、プジョーは7月13日、2015 年上半期(1‐6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数(ノックダウン生産分を含む)は、88万6638台。前年同期比は3.9%増だった。
上半期の市場別実績は、欧州が55万7187台を販売。前年同期比は6.7%増と、信用不安から抜け出して、回復を示す。『308』シリーズをはじめ、『2008』や『3008』などが支持を集めた。
欧州以外の市場では、中国と東南アジアが20万7156台を販売。前年同期比は9.5%増と、伸び率が鈍化した。2008と3008のSUV2車が、前年同期比34%増と好調。主力セダンの『408』が前年同期比68%増と大きく伸びる。
中東とアフリカでは上半期、6万1700台を販売。前年同期比は11%増だった。この他、メキシコが19.6%増、韓国が132%増。
プジョーブランドのマキシム・ピカットCEOは、「308シリーズの成功とクラス最高の技術により、世界販売が3.9%伸びた」と述べている。