国土交通省は、スマートインターチェンジ(IC)4カ所を新規事業化したと発表した。
今回、新規事業化した4カ所は、スマートインターチェンジの設置によって県庁所在地都市の中心市街地へのアクセス向上など、都市内の交通状況の改善や、周辺の物流拠点から高速道路へのアクセス向上などによる産業振興・物流の効率化効果などが見込まれるとしている。
新規事業化するのは「大谷」(東北縦貫道・鹿沼IC~宇都宮IC間)、「三芳」(関越自動車道・所沢IC~川越IC間)、「横須賀PA」(横浜横須賀道・横須賀IC~衣笠IC間)、「秦野SA」(第二東海自動車道・伊勢原北IC~秦野IC間)。
また、国交省では、地方で計画検討や調整段階にあるスマートインターチェンジについて、国として調査する「準備段階調査」を今年度から実施する。これによってスマートインターチェンジの地方での計画的、効率的な準備・検討の推進を図るのが目的。
選定された箇所では、関係機関で構成する「準備会」を新設し、調査・検討の一部を国が担うことで地方で計画的、効率的にスマートインターチェンジの準備・検討を推進する。
準備段階調査として今回、17カ所を選定した。