日本RV協会は、会員のキャンピングカーメーカーおよび販社100社を対象に、「2014年度 キャンピングカー業界の動向に関する調査」を実施、その結果を発表した。
調査結果によると、日本RV協会に所属するキャンピングカー事業者が、2014年に出荷および輸入したキャンピングカーの総台数は4720台、廃車台数は205台であることが分かった。これまでの保有台数、推定8万5200台を加えると、日本国内におけるキャンピングカーの総保有台数は約8万9800台と見積もることができる。
そのうち、国産キャンピングカーの新車の総出荷台数は、前年比0.4%増の4434台。内訳はキャブコンが同29.5%増の1263台、バスコンが同25.9%増の107台と大きく伸びた。一方、バンコンは同4.2%減の1651台、キャンピングカートレーラーも同65.3%減の25台。また、2011年からずっと上昇傾向を示していた「8ナンバー以外」の車両は、同8.5%減の1368台と減少に転じた。
また、キャンピングカーの売上金額合計は、同4%増の322億0661万円。過去最高を記録した前年度の309億7912万円をさらに上回った。