ドイツの自動車大手、ダイムラーは6月23日、メルセデスベンツのドイツ・ルートヴィッヒスフェルデ工場を改修すると発表した。
ルートヴィッヒスフェルデ工場は、メルセデスベンツの商用車工場。今回、ダイムラーは同工場に、1億5000万ユーロを投資。工場の設備の更新などを行う。
投資の目的は、次期メルセデスベンツ『スプリンター』の生産に備えるため。スプリンターは、メルセデスベンツの主力商用車のひとつ。
ルートヴィッヒスフェルデ工場には、最新の設備を導入する計画。無人輸送トラックをはじめ、自動部品供給システムなど、労働環境の工場が図られる。
ルートヴィッヒスフェルデ工場のSebastian Streuff工場長は、「この工場がメルセデスベンツのインテリジェントな車両生産におけるベンチマークとなる」と述べている。