全日本空輸(ANA)グループは、7月から国際線貨物の「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)を引き上げると発表した。
同社グループでは、燃油特別付加運賃を申請時点における直近1か月の航空燃油市場価格の平均に基づいて見直している。今回、5月の航空燃油市場価格1か月平均が1バレル当たり77.76米ドルに上昇したため、改定する。
7月からの燃油サーチャージは、日本=北米・欧州・中東などの長距離路線が1kg当たり現行より7円アップの64円、日本=シンガポール・タイ・ベトナム・インドネシアなどの遠距離アジアが5円アップの57円、日本=韓国・台湾・中国・香港・フィリピンなどの近距離アジアが5円アップの50円となる。