曙ブレーキ工業は、米国子会社が生産し米国GM(ゼネラルモーターズ)に納入しているブレーキキャリパーに不具合が発生し、GMがリコールを届け出たと発表した。曙ブレーキは、GMの指示に沿って対策品を再度納入する。GMは、2015年モデルの「シボレーコロラド」と「GMCキャニオン」の2車種についてNHTSA(国家道路交通安全局)に対しリコールを届け出た。曙ブレーキグループが納入しているフロントブレーキキャリパーからブレーキフルード(ブレーキオイル)漏れが発生し、ブレーキ性能が低下するおそれがあるためで、対象台数は1万4838台。曙ブレーキは、対象車向けに対策品を再納入する。今回のリコール対象となったブレーキが原因による事故は起こっていないとしている。
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