日系自動車メーカーの米国雇用、13.8%増…2014年

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トヨタ自動車・米国ミシシッピ工場
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JAMA(日本自動車工業会)は6月8日、日系の自動車メーカーが2014年、米国経済にいかに貢献したかを示すデータを公表した。

このデータは、毎年公表されているもの。米国市場に進出している日系の自動車メーカーが、投資や雇用などの面で、米国経済にどれだけの貢献をしているか、アピールする内容。

2014年の1年間に、日系の自動車メーカーは、米国内の工場に、総額429億8000万ドル(約5兆3557億円)を投資。これは前年の406億1000万ドルに対して、5.8%の増加となる。

また2014年、米国における日系の自動車メーカーの直接雇用の総数は、9万1122名。前年の8万2816名から、10%増えた。このうち、研究開発部門の雇用は、4998名。前年の4479名から、11.6%の増加となった。販売店の従業員まで含めると、総雇用者数は45万7712名となり、13.8%増となる。

JAMAは、「日系の自動車メーカーは米国への投資を増やし、雇用も記録的水準に到達した」と説明している。

《森脇稔》

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