シンクロ・フードは8日、同社が運営する「飲食店.COM」における会員情報をもとに調査結果を発表した。
同サイトは、飲食店の出店開業・運営を支援するもの。飲食業の出店開業希望者が会員登録しているが、2~4月の会員登録データを調査したところ、出店したい業態として「居酒屋・ダイニングバー」が1位となった。昨年同時期の調査から1.1ポイント増の27%を占め、希望者の4人に1人が「居酒屋・ダイニングバー」の出店開業を目指している。
2位は「カフェ」で17%(0.6ポイント減)、3位は「バー」で12%(0.1ポイント減)、4位は「ラーメン」で6.9%(1.4ポイント減)、5位は「和食」で4.5%(0.2ポイント減)だ。
出店予算を調べると、最も多いのは全体の4割を占める「500万円以下」。次いで「1000万円以下」が約3割を占め、「1500万円以下」「2000万円以下」「2000万円以上」はいずれも1割未満の少数派だ。しかし、前年同期比でみると、「500万円以下」「1000万円以下」は減少する一方、「1500万円以下」「2000万円以下」「2000万円以上」はわずかながらも増加している。出店費用をしっかりとかけようという傾向にあるようだ。