資源エネルギー庁が発表した4月の石油統計速報によると、燃料油の国内販売は前年同月比6.1%増の1494万キロリットルと、13カ月ぶりに前年を上回った。
油種別では、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油は前年同月を上回ったものの、ジェット燃料油、B・C重油が前年同月を下回った。
燃料油の生産は、ガソリンや軽油、ナフサが増加して、同2.1%増の1500万キロリットルと前年を上回った。
燃料油の輸入は同19.6%増の291万キロリットルと4か月ぶりに前年を上回った。輸出も同6.8%増の259万キロリットルとプラスだった。
燃料油の在庫は、同1.4%減の943万キロリットルと8カ月ぶりに前年を下回った。油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油、軽油が前年を上回ったが、ガソリン、灯油、A重油、B・C重油が前年を下回った。