キャタピラージャパンは、砕石、鉱山、大規模造成工事等で高い能力を発揮する大型油圧ショベル「Cat 374FL(バケット容量3立方米、運転質量70.7トン)」および「Cat 390FL(3.9立方米、85.2トン)」を6月1日より発売した。
新機種は、それぞれ「Cat 374DL(3立方米、70.5トン)」および「Cat 390D(3.5立方米、83.3トン)」のモデルチェンジ機。優れた生産性と燃料消費量の低減により、燃料生産性を従来機比で約10~16%向上させた。
また、窒素酸化物(NOx)を低減するシステムとして「NOxリダクションシステム」および尿素SCRシステムを採用。先進の排出ガスクリーン化技術により、オフロード法2014年基準をクリアする環境性能を備えている。
さらに、作業時の視界を広げ、安全性を高めるリアビューカメラを標準装備するなど、安全性やオペレータ環境も向上させた。
価格(販売標準仕様、工場裸渡し、税別)はCat 374FLが7250万4000円、Cat 390FLが8569万2000円。