東海東京フィナンシャル・ホールディングスは9日、K&Nクナンガ・ホールディングスと業務提携を締結したと明らかにした。
本業務提携は、戦略的パートナーシップの下、それぞれの顧客のサービス拡充に必要な情報収集力の強化、商品提供力の拡大等を目的としている。具体的には▽日本及びマレーシアそれぞれの有価証券取引に係る商品及びサービスの相互提供▽両国における経済及び企業等の情報の相互提供▽研修生等の相互派遣▽両国における顧客セミナーの開催、現地企業訪問のアレンジ▽合併・買収(M&A)アドバイザリーや新規株式公開(IPO)等の投資銀行業務における顧客照会等の共同推進--を行う。
東海東京フィナンシャル・ホールディングスは、東南アジア諸国連合(ASEAN)主要国の1つであるマレーシアの有力金融グループとの提携により同グループの顧客ニーズに応えていく方針だ。まずは、マレーシア株式の投資情報の拡充により、顧客の投資の手伝いをしていく。またその他の分野においても、引き続き多様な協働を進めていく方針だ。