キックスケーターで道路横断の男児が転倒、クルマにはねられ死亡

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6日午後1時50分ごろ、福岡県福岡市博多区内の市道で、キックスケーターに乗って道路を横断しようとしていた8歳の男児が交差点内で転倒。直後に走行してきた乗用車と衝突する事故が起きた。男児は収容先の病院で死亡している。

福岡県警・博多署によると、現場は福岡市博多区板付7丁目付近で、車線区別のない幅員約4.5mの直線区間。交差点には横断歩道と点滅式の信号機が設置されている。8歳の男児はキックスケーターに乗った状態で道路を横断していたが、バランスを崩して転倒。直後に交差進行してきた乗用車にはねられた。

男児は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた同区内に在住する68歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男児死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場の交差点は男児の進行方向に下り勾配となっており、クルマ側の信号機は赤色点滅だった。聴取に対して男は「子供をはねたことは間違いない」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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