ドイツの高級車、BMWの主力車種、『4シリーズ』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカから、BMW『4シリーズ カブリオレ』 に関するリコールの届け出を受けた、と公表している。
今回のリコールは、エアバッグの不具合が要因。NHTSAによると、4シリーズ カブリオレの運転席エアバッグのプログラムにエラーがある可能性があり、事故の際、エアバッグが最適なタイミングで展開しない恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、米国で販売された2015年モデル。2014年10月下旬から2015年2月末にかけて生産され、米国で販売された2067台が該当する。
BMWオブノースアメリカは、対象車両を保有する顧客に連絡。販売店でエアバッグの制御モジュールを再プログラムするリコール作業を行うとしている。