日本の携帯電話メーカー、ソフトバンク社がインドのMicromax Informaticsの株式20%を約10億ドルで取得するための協議に入っていると関係者2名が明らかにした。
タイムズオブインディアが報じた。
韓国のサムスン電子と競合するスマートフォンメーカーである非上場企業のMicromaxについて、その市場価値は約50億ドルと評価されている。
買収価格は現存の出資者があげた売上の20%程度にあたる8億から10億ドルになるだろうと見られている。
Micromaxへの出資者は民間企業のSequoia CapitalとTA Associatesである。
また同社は2008年にインドの携帯電話市場に参入しスマートフォンの普及を促進した。
リサーチ会社Canalysの2月の報告によれば、Micromaxはこの第四四半期においてサムスンを抑えインドのスマートフォン市場を牽引しているとされた。
Micromax、ソフトバンク共にこの協議についてはコメントを控えている。