「機動戦士ガンダム ジ・オリジン」は安彦良和氏による初代「ガンダム」のコミカライズ作品です。アニメ「機動戦士ガンダム」を基本としながらも、安彦氏による独自のアレンジや設定が盛り込まれており、熱心なファンを中心に人気を博していました。2001年から丸10年にわたる長期連載を経て、2011年の最終回掲載号ではアニメ化の決定を発表。昨年行われたガンダム生誕35周年イベント「RISE! 世界は動いている」にてオリジナルビデオアニメーション「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の制作が明らかにされました。この時、同時に制作スタッフも発表となり原作の安彦良和氏が約25年ぶりにアニメ制作に関わるとあって話題騒然に。
このシリーズは、シャアとセイラの幼少時代を描いた作品で、全4話のOVAとなっています。第1弾の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」は今年2月末より2週間限定の劇場上映を実施。スクリーンアベレージは圧倒的な567万円を記録し、週末興行収入は73726200円、観客動員数は56000人にも達しました。劇場上映終了後も、BDとDVDが4月に発売予定となっています。また、続編となる第2弾「機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア」の公開が2015年秋に予定されています。