アパレルや家具の販売で知られるエスニック生活用品販売業のファブインディアが、オーガニック野菜や果物のオンライン販売を間もなく開始するとエコノミックタイムスが伝えた。
この計画の中で中間コストをカットするため農場から新鮮な商品を直接消費者のもとに配達できるサプライチェーンの設立が進んでいる。
ファブインディアの調査によれば、チリやカリフラワーといった商品はデリーに到着するまでに2倍からそれ以上に値段が上がるという。
例えば人参の場合、農場での卸値は1kgあたり27ルピーであるのに対し、Azadpurに到着した時には60ルピーとなり、最終的にデリーのINAマーケットでは80ルピーで販売されている。
同社MDのウィリアム・ビッセル氏は、インドの中流家庭において食品の汚染への関心が高まっているとし、「水の汚染や過度な除草剤の使用、野菜の加工過程は無法地帯である。
私自身もバナナがガスによって熟させられているのを見たことがある。オーガニック農作物の販売によって食品の鞘取り売買を30%かそれ以上減らすことができる」と話した。
2013年にファブインディアはトゥルシーティー等を製造するラクナウ拠点のオーガニックインディアの持ち株40%を取得している。