これまで三菱自動車は、インドネシアでの現地生産を三菱ふそう、三菱商事、三菱商事の現地パートナー会社であるP.T. Krama Yudha(KY)の合弁会社であるKRM社(Krama Yudha Ratu Motors)に生産委託してきたが、新工場は三菱自動車(51%)、三菱商事(40%)、P.T. Krama Yudha(9%)が出資する共同会社(MMKI)が運営する同社インドネシア初の直営生産工場となる。
新工場の場所はインドネシア大手財閥のシナルマスグループと双日が開発・運営する、ジャカルタ東部ブカシ県の工業団地GIIC(Greenland International Industrial Center)内。敷地面積は約30ha、総投資額は 約600億円。ちなみに、GIICにはスズキが同社海外最大の生産工場を構えており、既に生産を開始している。