日本政府観光局(JNTO)が発表した年初2月の訪日者数統計によると、マレーシアからの訪日者数は前年同期比12.6%増の3万1,600人となった。2月単月では、前年同月比36.8%プラスの1万9,300人となった。
JNTOによると、旧正月休暇に伴い、中国系マレーシア人を中心に訪日旅行需要が増加し、2月単月で36.8%の大幅増加となった。雪景色や雪遊びで人気の北海道や飛騨高山が組み込まれたゴールデンルートの人気が高く、旅行会社各社の送客状況は好調だった。今年には行ってからも円安傾向が安定的で、訪日旅行の割安感が一層浸透している。
世界全体では、年初2カ月の訪日者数は、前年同期比42.8%増の260万5,400人となった。2月単月では、比57.6%増の138万7,000人となった。