韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは3月9日、2月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は20万8700台。前年同月比は0.1%増と微増ながら、2か月ぶりに前年実績を上回った。
2月の市場別実績は、北米が前年同月比5.8%増の4万8230台と、2か月ぶりに増加。中国は4万7211台を売り上げ、前年同月比は3.3%増と、2か月ぶりのプラスとなった。
地元韓国は、前年同月比1.2%増の3万5405台と、4か月連続で増加。欧州は、4.3%減の3万8932台と、2か月連続のマイナス。その他の世界市場では、合計で3万8922台を売り上げ、前年同月比は6.5%減と、2か月連続で減少する。
車種別の2月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が3万2719台で最量販車に。小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が、2万8711台で続く。以下、小型SUVの『スポーテージ』が2万7128台。ミッドサイズセダンの『オプティマ』は1万7721台。中型SUVの『ソレント』は、1万4280台を販売する。
キアモーターズの2014年の世界新車販売台数は、過去最高の290万7757台。前年比は5.9%増だった。2015年1-2月実績は、前年同期比1%減の42万0891台となっている。