【ジュネーブモーターショー15】ベントレー、EXP10 スピード6 初公開…新デザインの2シータークーペ

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ベントレー EXP 10 スピード 6
  • ベントレー EXP 10 スピード 6
  • ベントレー EXP 10 スピード 6
  • ベントレーのヴォルフガング・デュルハイマー会長兼CEO(左)
  • ベントレー EXP 10 スピード 6
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ベントレーは、3月2日夜(日本時間3月3日未明)、スイスで開催されたジュネーブモーターショー15のプレビューイベントにおいて、コンセプトカー『EXP 10 スピード 6』を初公開した。

同車は、2シータースポーツカーデザインの方向性を提示するコンセプトモデル。

エクステリアにはベントレーの特徴である大型のフロントグリルや4灯のヘッドランプを取り入れ、モータースポーツで使用されるブリティッシュ・グリーンのエクステリアカラーをさらに濃く、鮮やかなメタリックにするなど、伝統的要素を現代的にアレンジしている。

ボディはシャープなラインと滑らかな曲面を調和、ねじれたようなデザインでスピード感を表現したという。ショートオーバーハングとロングボンネットを組み合わせたフロントは、グリルを低めに設定。リア形状は長めのCピラーでワイド化し、高性能を予感させる出で立ちに仕上げた。

インテリアは、コンソールからドアへと流れ、またコンソールのアームレストにつながるという、キャビンを取り囲むように構成された切れ目のないラインが特徴。車内の様々な操作機器に取り入れられるローレット加工には、スチールと銅の2種類の金属を使用した3Dテクスチャーを施した。また、12インチのタッチスクリーンをセンターコンソールに装備し、シートはキルト模様の入ったエレガントな雰囲気とするなど、未来的要素とクラフトマンシップを融合させた造りになっている。

ベントレーのヴォルフガング・デュルハイマー会長兼CEOは「この車は将来、『コンチネンタルGT』と肩を並べるようなモデルとしてラインアップに加わる可能性もあり、そうなればこのセグメントの頂点を極めるだろう。また、同車のスタイリングは、ベントレーの現行モデルに大きな影響を与える存在だと考えている」と述べ、2シータークーペの新モデル登場を示唆した。

《吉田 瑶子》

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