米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは2月5日、ブラジルにエンジニアリングセンターを建設すると発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
ボルグワーナーがブラジルに建設するエンジニアリングセンターは、現地での研究開発を促進するのが目的。ターボチャージャーや排出ガス低減技術における主導的地位を、さらに強固にすることを目指す。
エンジニアリングセンターは、ボルグワーナーの既存のブラジル工場を拡張する形で建設される予定。
ボルグワーナーのジェームズRヴェリヤー社長兼CEOは「新たなエンジニアリングセンターが、燃費向上や排出ガス低減、性能向上を可能にする先進のパワートレイン技術のリーディングサプライヤーとしての地位を強固にする」と述べている。