民事再生手続き中のスカイマークが発表した2014年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、当期損益が136億1700万円の赤字となった。前年同期は2億3000万円の黒字だった。
売上高は前年同期比1.4%減の643億2200万円と減収だった。
損益では、競合他社との競争激化やエアバスA330-300型機の運航によるコスト増加、円安の進行による為替差損などの影響から営業損益は112億9000万円の赤字となった。経常損益が104億3000万円の赤字となった。
同社は民事再生手続き中で、再生計画が確定していないため、通期業績予想は作成不能としている。
また、エアバスからA380型機6機の解約違約金支払い通知を受けていることもあって、継続企業の前提に関する重要な不確実性もあるとしている。