JR北海道、網走・稚内方面の特急で車内サービスを全廃へ

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JR北海道は1月の『スーパーとかち』に続き、車内販売の縮小を進める。写真は上下計4本の列車で車内販売が廃止される『スーパーおおぞら』。
  • JR北海道は1月の『スーパーとかち』に続き、車内販売の縮小を進める。写真は上下計4本の列車で車内販売が廃止される『スーパーおおぞら』。
  • 2000年3月頃、特急『北斗』グリーン車内で行われていた車内サービスの様子。『北斗』では4月1日から3本の列車でこのようなシーンを見られなくなる。

JR北海道は2月12日、札幌~函館・釧路・網走・稚内間で運行している各特急で、客室乗務員による車内サービスを一部、または全て廃止すると発表した。札幌~帯広間の『スーパーとかち』については1月から全面的に廃止されており、今回の削減はそれに続くものとなる。

車内サービスを廃止する特急は、札幌~函館間が『北斗15・16・17号』『スーパー北斗18号』、札幌~釧路間が『スーパーおおぞら1・2・11・12号』で、札幌~網走間の『オホーツク』と札幌~稚内間の『スーパー宗谷』は全列車が対象となる。

これらの列車では4月1日以降、客室乗務員による車内販売やグリーン車内のサービス、「JR北海道トレインポイントサービス」の特典である車内コーヒーサービスが中止される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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