欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは1月29日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー15において、新型『ゴルフ GTDヴァリアント』を初公開すると発表した。
同車は、新型『ゴルフ』のワゴン、新型『ゴルフ ヴァリアント』の高性能ディーゼルグレード。すでに欧州では、ハッチバックの新型ゴルフに「GTD」を設定。今度は、ワゴンのヴァリアントにも、GTDをラインナップする。GTDは、ガソリンエンジンの「GTI」のディーゼル版に位置付け。
エンジンは、ハッチバック同様、EA288型と呼ばれる直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」。最大出力は184ps、最大トルクは38.7kgmを発生する。
新型ゴルフ GTDヴァリアントは、0‐100km/h加速7.9秒の優れたパフォーマンスを発揮。これは、ハッチバックのGTDの7.5秒と比べても、遜色ないレベル。それでいて、欧州複合モード燃費は22.7km/リットルと、環境性能はディーゼルならではの高い水準にある。
足回りには、スポーツサスペンションが装着され、車高は15mmダウン。17インチのアルミホイール、ハニカムデザインのグリル、スモークテールライト、専用バンパー、バイキセノンヘッドライトなどが装備されている。