ハーレーダビッドソンジャパンは、新型クルーザー『STREET750(ストリート750)』を2月27日に発売する。ハーレーダビッドソン(以下、ハーレー)と言えば、「カスタム」が定着している。今回発売されるストリート750も、もちろんカスタムベースとしてのポテンシャルを秘めている。発売を前に、カスタマイズへの夢も膨らむ一方だ。ストリート750がワールドプレミアされた、2013年のミラノショー(EICMA)で、ハーレーが出展したカスタムコンセプト『GARAGE』を手がけたのは、開発チーム・デザイナーの Dais Nagao 氏。なんとGARAGEはハンドルにクラッチレバーが無く、ステップペダルの周辺にはシフトチェンジペダルも見当たらない。代わりにあるのはミッションから伸びたハンドシフトノブで、そこにクラッチレバーを装着。つまり、ハンドルから手を放した左手でクラッチレバーを握りながら、シフトチェンジを行うという常識を覆すカスタムだ。通常のチョッパーカスタムではハンドシフトにした場合、フットクラッチを組み合わせるのが一般的だが、そんなセオリーを見事に無視している。今回のストリート750日本発売に合わせて来日中のDais Nagao 氏によると「ハンドルに何も無いというのが作りたかった。クラッチは自分がレバー操作に慣れ親しんでいるから、フットクラッチはやらなかった。バッテリーやラジエターをあえて見えないように隠し、スカスカな感じに仕上げている」とのこと。なお、『GARAGE』はあくまでも提案の1つ。販売の予定はない。
新型ハーレー『ブレイクアウト』&『ローライダー ST』に、SNSでは「更にカッコ良くなってきた」「奥さんの説得頑張るか」など反響 2025年7月10日 ハーレーダビッドソンジャパンは7月3日、2025年モデルに加わる…