トヨタ第3四半期決算…営業益13.9%増の2兆1148億円…円安効果や原価改善

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トヨタ自動車は2月4日、2014年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高20兆1156億円(前年同期比+5.2%)、営業利益2兆1148億円(+13.9%)、税引前純利益は2兆3556億円(+16.5%)、純利益は1兆7268億円(+13.2%)だった。

第3四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、674万台(-0.7%)。日本での販売台数は152.9万台(-6.9%)、海外は521万1000台(+1.3%)だった。

営業利益の増減要因については、増益要因として、為替変動の影響が2150億円、原価改善の努力が2000億円、その他の要因が1138億円あった。一方、減益要因として、諸経費の増加ほかが2400億円、販売面での影響が300億円あった。

通期連結業績見通しは、外国為替相場の変動や収益改善の諸施策の成果を織り込み上方修正。売上高を27兆円(前回予想比+5000億円)、営業利益は2兆7000億円(+2000億円)、税金等調整前当期純利益は2兆8200億円(+2200億円)、当期純利益は2兆1300億円(+1300億円)とした。なお、設定為替レートは1ドル109円(前回予想時は104円)、1ユーロ139円(同137円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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