関西圏のIC連絡定期、JR西含む3社間も発売…3月1日から

鉄道 企業動向
JR西日本と京阪・阪神・南海・神戸新交通各社は3月1日から各社間のIC連絡定期券を発売。京阪~JR西日本~南海といった3社間のIC連絡定期も新たに発売される。写真は京阪電鉄。
  • JR西日本と京阪・阪神・南海・神戸新交通各社は3月1日から各社間のIC連絡定期券を発売。京阪~JR西日本~南海といった3社間のIC連絡定期も新たに発売される。写真は京阪電鉄。
  • 京阪~南海間の連絡IC定期券は京橋~新今宮間でJR西日本を経由する。写真はJR新今宮駅ホーム。
  • IC連絡定期券の発売範囲は各社ごとに異なる。京阪~阪神間(JR西日本区間は大阪~京橋間)の場合、京阪発売分(上)の阪神線内発売区間は本線の梅田~元町間のみ。阪神発売分(下)の阪神線内発売区間は武庫川線各駅発着のIC連絡定期券も発売される。

JR西日本と阪神電気鉄道、神戸新交通、京阪電気鉄道、南海電気鉄道は2月2日、各社間のIC連絡定期券を3月1日から発売すると発表した。

新たに発売されるIC連絡定期券は、JR西日本~阪神電鉄とJR西日本~神戸新交通、京阪~阪神、京阪電鉄~南海電鉄。このうち京阪~阪神は西九条・大阪(梅田)~京橋間でJR西日本線を経由し、京阪~南海は京橋~新今宮間がJR西日本線経由。3社にまたがるIC連絡定期券が発売される。JR西日本~神戸新交通間の場合、ポートライナー~JR西日本~六甲ライナーのIC連絡定期券は発売されない。

今回の発売区間で連絡定期券を搭載できるICカードは、JR西日本発売分がICOCAとSMART ICOCA。印字できないタイプの記念ICOCAは連絡定期券を搭載できない。阪神・神戸新交通・南海発売分は各種PiTaPaカードで、IC定期券機能に対応していないカードは除く。京阪発売分はICOCAのみになる。

発売券種は通勤定期乗車券と通学定期乗車券で、通用期間は1・3・6カ月。運賃は現在の磁気式定期券と同額になる。

《草町義和》

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