東レ、韓国子会社が自動車用吸音材の材料の生産能力を1.7倍に増強

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東レは、2014年2月に買収した韓国の東レ・ケミカル・コリア(TCK)がポリエステル短繊維事業を拡大する計画を策定したと発表した。

計画では、TCKの慶尚北道亀尾市にある亀尾第一工場で、自動車用吸音材などとして使われるポリエステル低融点原綿(LM原綿)の生産能力を現在の約1.7倍となる年産17万トンに引き上げる。LM原綿の増設設備は、2016年7月から生産を開始する計画。

また、需要が急拡大している衛生材料用不織布向けにポリエチレン / ポリプロピレン、ポリエステル / ポリエチレン複合原綿の生産能力も増強する。

LM原綿は、不織布を製造する工程で、原綿同士を熱により接着させるためのバインダー(接着剤)として使用される原綿で、主に自動車用吸音材や、寝具・家具用のクッション材として使われる。

不織布製造は、環境配慮意識の高まりから従来の化学薬品を用いる化学接着方式から熱接着方式への転換が進んでおり、LM原綿は環境配慮型の素材として、世界市場が年率8%で拡大している。

東レグループは、今回の設備増強により、成長分野であるLM原綿市場での地位を確立し、不織布用原綿の販売拡大、収益の拡大を目指す。
《レスポンス編集部》

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