連邦政府は今年電気料金の値上げは行わないと表明したが、今年下期にも電気料金の値下げが行われる可能性が浮上している。
石炭価格の下落を受け、テナガ・ナショナル(TNB)のガス火力発電所への依存度が低くなっていることがその要因だ。
情報筋によると、TNBやマラコフなどの発電業者は、石炭価格の下落を受けて発電における石炭の使用を増やすことを検討しているという。原油価格の下落に加えて石炭の利用が増えることで発電コストが下がると見込まれている。TNBは今年、マンジュン4発電所を3月にも稼働させ、1000メガワット(MW)の発電能力を追加する予定であることから石炭の消費量も増えると予想されている。