燃油価格の下落により、今会計年度において国内の航空会社では4億米ドルの経費削減が可能となり、赤字経営を転換させることができるとの報告が21日発表された。エコミックタイムスが報じた。
シドニーに拠点を置くシンクタンクのアジア太平洋航空センター(CAPA)によれば、昨年9月から今年1月にかけて航空タービン燃料(ATF)のインドでの価格が24%値下がりしている。
インドの航空業界においてその操業コストの半分を燃料代が占めているため、24%の下落はコスト全体の12%削減に値するとしている。
CAPAは今月末までに引き続き世界的な燃油価格の下落の影響でさらなる値下げを見込んでいる。