パトカーから逃れるために逆走、飲酒運転で逮捕の男は容疑否認

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16日午前1時40分ごろ、北海道札幌市白石区内で交通違反を行ったとしてパトカーの追跡を受けていた軽乗用車が道道を逆走。順走してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で3人が負傷。警察は逆走車を運転していた42歳の男を逮捕している。

北海道警・札幌白石署によると、札幌市白石区南郷通1丁目北付近をパトロールしていた署員が赤信号を無視して交差点を通過した軽乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

逃げるクルマは対向車線側に進入し、そのまま約1kmに渡って逆走したが、札幌市白石区本通1丁目付近で順走してきた乗用車と正面衝突。双方の3人が打撲などの軽傷を負った。逃走(逆走)したクルマを運転していた東区内に在住する42歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑でも調べを進めている。

聴取に対して男は事故を起こしたことは認めたものの、「酒は事故後に飲んだ」などと供述。飲酒運転については否認している用だ。警察では飲酒した場所や量の特定を進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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