フォルクスワーゲンは1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15において、コンセプトカーの『クロスクーペGTE』を初公開した。
車名の「PHV」が意味するように、パワートレインはプラグインハイブリッド。エンジンは直噴3.6リットルV型6気筒ガソリン「VR6」で、最大出力276hpを発生。2個のモーターを組み合わせ、4輪を駆動する。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は355hp。強力なPHVシステムを得たクロスクーペGTEは、0-96km/h加速を6秒で駆け抜け、最高速は210km/hに到達する。
二次電池は、蓄電容量14.1kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大で34kmをゼロエミッション走行できる。その効果もあり、およそ30km/リットルの燃費性能を備えている。