2015年1月12日、デトロイトモーターショー2015でトヨタは、ミッドサイズ・ピックアップトラックの『タコマ』の新型をデビューさせた。
「20年前に誕生したタコマは、これまでに300万台が販売され、その75%がまだ走っています。その品質、耐久性、信頼性の高さは伝説的なものになっています。その結果、この10年間のクラス・シェアは60%にも達しました」と、北米のトヨタグループの副社長&ゼネラル・マネージャーであるビル・フェイ氏は言う。
ボディは剛性を高めつつも軽量化を実現。エンジンには2.7リットルの直4だけでなく、新型の3.5リットル直噴V6エンジンも用意。また、チー規格のワイヤレス充電やスマートキーなどの装備類の充実度も高められている。
ショーではTRDモデルも同時に披露された。ちなみにタコマは数か月前のBAJA1000のレースでも優勝している。そうしたタフさとスポーティさで人気の高いタコマは、その販売のうち40%をTRDモデルが占めるという。
「新しいタコマは、クラスの新しいベンチマークを作り上げます」と、フェイ氏は新型モデルの内容に対する自信を見せたのであった。