ドイツの自動車大手、ダイムラーは12月11日、メルセデスベンツ乗用車部門の営業&マーケティング担当、オーラ・ケレニウス取締役の任期を、2017年末まで延長すると発表した。
同氏は2013年9月、メルセデスベンツ乗用車部門の営業&マーケティング担当取締役に就任。その前職は、メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデス-AMGの代表取締役社長だった。
オーラ・ケレニウス氏は現在、45歳。メルセデス-AMGの代表取締役社長の前には、メルセデスベンツの米国タスタルーサ工場の工場長、英国のエンジン工場の責任者などを務めた。
今回、ダイムラーは、オーラ・ケレニウス取締役の任期を、2017年末まで延長すると発表。2015年1月からの3年間、引き続きメルセデスベンツ乗用車部門の営業&マーケティング部門を統括していく。
ダイムラー監査役会のManfred Bischoff会長は、「オーラ・ケレニウス氏が、我々の取締役会をさらに若く、国際的にする。同氏が2020年の中期経営目標の達成に、尽力してくれるだろう」と述べている。