全日本空輸(ANA)は、10月のグループ輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は、前年同月比8.3%増の58万1231人と前年を上回った。方面別では、北米/ホノルルが同9.3%増、欧州方面が同19.0%増、アジア方面が同6.4%増と全地域とも増加した。利用率は68.4%だった。
国内線は同0.2%増の358万6902人と、微増ながら3カ月ぶりに前年を上回った。東京~福岡や東京~那覇などが順調だった。利用率は68.7%だった。
貨物・郵便輸送実績は、国際線の貨物が同15.7%増の6万2299トン、郵便が同13.2%増の2928トンだった。
国内線の貨物が同1.8%減の4万4175トンとマイナスだった。郵便が同8.2%増の2959トンだった。