英国のリバプール・ジョン・レノン空港は12月1日、国内4空港と連携し、ロンドン・ヒースロー空港拡張への支持を求める公開状を、空港委員会のハワード・デイビス委員長に提出したと発表した。
公開状はリバプール、アバディーン、グラスゴー、リーズ・ブラッドフォード、ニューキャッスル空港の代表者の連名で提出。ヒースロー拡張が「英国にとって最良の提案」とし、航空業界全体の利益、地方空港の成長が経済に与える影響、利用者の利便性を考慮すべきと主張している。
ヒースロー拡張が承認された場合、国内線発着枠が拡大し、公開状を提出した5空港とロンドンを結ぶ路線の増便・再開が期待される。リバプールは5空港の中で唯一、ヒースローと結ばれていない。拡張の是非は15年夏に判断される。