デンソーは、現行のクリーンエアフィルターに、アレル物質の抑制やペット臭の除去、ビタミンC放出などの機能を追加した「クリーンエアフィルター プレミアム」を12月16日に発売開始する。
クリーンエアフィルターは、カーエアコンの風量を十分に確保しつつ、外気の導入時に流入する花粉やホコリなどをカットする役割を担う。現行品は、帯電不織布による高い除塵性能で花粉・ダニ・ホコリなどをろ過するとともに、排出ガスの臭いも除去する。
加えて、年々高まる車室内の快適性向上への関心と要望に応えるため、高機能商品「プレミアム」をトヨタ紡織と共同で開発。パッケージデザインも一新し、現在のラインアップに追加した。
今回発売するクリーンエアフィルター プレミアムには3つの機能が追加。1つ目は、フィルターで補足したアレル物質の活動を抑制。2つ目は、現行品の排出ガスの代表的な臭い(アセトアルデヒド)に加え、ペット臭の代表的な臭い(アンモニア)を除去。3つ目はフィルターに塗布されたビタミンCセラミックスから肌水分量のアップ効果があるビタミンCを放出する。
一般的に上記のような機能を追加すると、フィルターの目を細かくしたり、活性炭の量を増やしたりする必要があるため、通常、通気性に影響する。そのためフィルターの繊維の径・量・構造、活性炭仕様を一から見直して、新たな機能を追加しながらも、従来の除塵性能と風量を維持する製品を開発した。
同商品は、全国のトヨタディーラーで販売する。