トヨタ自動車と豊田自動織機、ディーゼルエンジン事業を集約

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トヨタ自動車と豊田自動織機は11月28日、これまで共同で取り組んできたディーゼルエンジンの開発・生産機能を、今後、豊田自動織機へ集約することで合意した。

今回の合意は、両社にまたがる機能を集約し、リソーセスを最適に配分することで、競争力を強化していくことを狙いとしたもの。ディーゼルエンジン固有の開発機能を、順次、豊田自動織機に集約するとともに、生産についても、今後新規に立ち上がるディーゼルエンジンを対象に、原則、豊田自動織機に集約していく。

これにより、豊田自動織機は、事業の専門性をさらに高め、より競争力のある自動車用ディーゼルエンジンの開発・生産に取り組むとともに、効率的な事業体制の構築を目指す。また、自動車用ディーゼルエンジンの技術を自社製フォークリフト用エンジン、および産業機械分野へ転用することで、事業規模の拡大と開発の効率化を図っていく。

一方、トヨタは、ディーゼルとガソリンエンジン共通の先行先端の基盤技術を強化するとともに、次世代ユニットの開発およびパワートレーンシステム全体の性能向上にリソーセスを集中し、「もっといいクルマづくり」をさらに推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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