被害者死亡の自転車ひき逃げで18歳少年を逮捕

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10月上旬、千葉県八街市内の国道409号で発生した死亡ひき逃げ事件について、千葉県警は19日、市川市内に在住する18歳の少年を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

千葉県警・佐倉署によると、問題の事故は2014年10月5日の午前5時30分ごろ発生している。八街市八街ほ付近の国道409号(片側1車線の直線区間)で、道路左側の路肩を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきた車両が追突。自転車に乗っていた58歳の男性が頭部強打で死亡した。

車両は逃走したことから、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。同日午後に「事故を起こしたが、怖くなって逃げてしまった」と通報してきた18歳の少年から任意で事情を聞いてきた。

少年の母親が所有するクルマには衝突痕があり、現場で採取された容疑車両のものとみられる破片とクルマの破損部位が一致したことから、警察では事故当時にこのクルマを運転していた少年が容疑に関与したと判断。19日にひき逃げ容疑で逮捕している。

警察では少年からさらに事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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