SRS-Fのホンダ育成ドライバー最終選考…第1ヒートでマシン接触、イエローフラッグも

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ホンダの育成ドライバーとなった上村優太選手(左)、石坂瑞基選手
  • ホンダの育成ドライバーとなった上村優太選手(左)、石坂瑞基選手
  • ホンダの2Lエンジンを積むスクール用オリジナル・フォーミュラカー(国際レーシングコース仕様)
  • 鈴鹿サーキットレーシングスクールフォーミュラの校長を務める中嶋悟氏
  • 第1ヒートではマシン同士の接触がありイエローフラッグも
  • ホンダの2Lエンジンを積むスクール用オリジナル・フォーミュラカー(国際レーシングコース仕様)
  • ホンダの2Lエンジンを積むスクール用オリジナル・フォーミュラカー(国際レーシングコース仕様)
  • 11月12日、鈴鹿サーキットで行なわれたSRS-F最終選考会
  • 11月12日、鈴鹿サーキットで行なわれたSRS-F最終選考会

佐藤琢磨、山本左近、中嶋一貴などトップドライバーを輩出する鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)。そのフォーミュラ・ドライバー育成を目的としたSRS-Fは、最終選考を11月12日に実施し、19歳の石坂瑞基選手と上村優太選手をホンダの育成ドライバーに決めた。

12日の最終選考に参加した18~19歳の4名は、2014年F4参戦ドライバーの石川京侍選手、坂口夏月選手、福住仁嶺選手、大津弘樹選手などとともに鈴鹿サーキットで実戦走行(第1ヒート・第2ヒート、各17LAP)に参加。第1ヒートでは、マシン同士の接触があり、イエローフラッグが振られた場面もあり、ドライビングスルーペナルティが課せられるドライバーも見られた。

この第1ヒート後、ピット内では先輩ドライバーが若手に「こうした場合、車線変更のルールを忘れるな。ああいう入り方をすると非常に危険だ」などと指導する姿もあった。

また、使用されるスクール車両は、型式が童夢SDH-F04/TR204F、エンジンがHonda 2000cc DOHC VTEC、ミッションがドグクラッチ式・シーケンシャル6速のオリジナル・フォーミュラカー(国際レーシングコース仕様)。ピットには予備のマシンも配備され、メカニックたちも第2ヒートに向けて駆け回っていた。

最終選考を経てホンダの育成ドライバーとなった2人。慶応大学に在学中の石坂選手は、「勉学と両立させてレースの世界へすすみたい」と、陸上部で短距離走者だった上村選手は「英語や体力といった基礎を身に付けてトップドライバーを目指したい」と語っていた。

SRSは、ジュニア(2輪)、カート、フォーミュラの2015年新入生募集を開始。鈴鹿サーキットで11月30日と12月7日に入校説明会を実施するという。

《レスポンス編集部》

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