東武鉄道は12月7日、南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)で車両基地公開イベント「2014 東武ファンフェスタ」を開催する。全体の開催時間は10時から15時(最終入場は14時30分)まで。
「東武ファンフェスタ」は2005年に初めて開催。以後毎年開催しており、今回で10回目になる。前回は約1万4000人が来場した。今回は車両撮影会や車両工場見学会、鉄道業務用品の販売などを行うほか、軌陸両用型架線作業車と車両洗浄線の体験乗車、制服着用体験なども行う。
車両撮影会では、野田線(東武アーバンパークライン)の新型車両60000系や、1800系の1809号編成、特急『りょうもう』の200系、特急スペーシアの100系、通勤型電車の10000系と6050系、動態保存車の8000系8111号編成が展示される。また、架線作業車と車両洗浄線の体験乗車は事前予約制となっており、申込みは11月21日(必着)まで往復はがきで受け付ける。会場までのアクセスは東武日光線南栗橋駅から徒歩約20分。当日は駅から無料のシャトルバスを運行する。
このほか、60000系によるツアー列車『2014 東武ファンフェスタ号』が運行される。10回目開催記念のヘッドマークを掲出し、伊勢崎線の館林駅(群馬県館林市)から南栗橋車両管区まで直通。運行時刻は館林9時00分頃発~南栗橋車両管区内10時20分頃着になる。
ツアーの旅行代金は北千住発が大人8500円・子供7600円、館林発が大人6700円・子供6400円。北千住発は7時52分発の特急『りょうもう3号』に乗車し、館林駅で『東武ファンフェスタ号』に乗り換える。募集人数は計300人で、申込みは東武トラベルの各支店やインターネット予約などで受け付けている。