英国の航空機エンジン製造大手、ロールス・ロイス・ホールディングは11月4日、追加の人員削減を核としたリストラ策を発表した。
今回のリストラ策では、今後1年半以内に、2600名を追加削減する計画。この人員削減は、主に航空宇宙部門を中心に行われる予定。2015年中に、この人員削減の多くを実行する。
このリストラ策は、グループ全体に渡って、事業の効率を引き上げ、コスト削減を図るのが狙い。
リストラを推進する一方、カスタマー、コンセントレーショ、コスト、キャッシュの4つの「C」を重視。とくに、コストを重視しており、全ての部門で、さらなるコスト削減を進めていく。
ロールス・ロイス・ホールディングのジョン・ローズCEOは、「ロールス・ロイスはより強く、収益性の高い企業を目指す」とコメントしている。