富士重、通期営業利益を3820億円に上方修正

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富士重工の新社屋エビススバルビル
  • 富士重工の新社屋エビススバルビル
  • 富士重工の吉永泰之社長
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富士重工業(スバル)は10月31日、2015年3月期の第2四半期累計(4-9月期)連結決算を発表し、通期業績予想を上方修正した。営業利益は従来比で420億円の大幅増額となる3820億円(前期比17%増)とした。

円安効果や過去最高ペースが続く米国販売に支えられ、各利益段階で3期連続の最高益になる。純利益は従来比で260億円上方修正の2410億円(17%増)の予想としている。

第2四半期累計業績は、主力の米国販売が前年同期比20%増の25万台と、過去最高を持続しており、営業利益は23%増の1857億円と、同期での最高を更新した。 東京の本社の記者会見において吉永泰之社長は「第2四半期累計の営業利益は、為替の影響を除いても135億円の増益となった。実力をつけることができたのではと手応えを感じている」と、評価した。

《池原照雄》

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