全日本空輸(ANA)は、エボラ出血熱に感染した疑いのあった乗客が同社航空便を利用していたことについて、使用した航空機を消毒したと公表した。
10月27日、ANA278便のロンドン発、羽田着に搭乗していた乗客のうち1人が、到着後の検疫検査で、エボラ出血熱の疑いがあったが、関係当局による検査の結果、エボラウイルスは検出されず、陰性であることが判明した。
検疫当局の見解では、当該便の機内で感染する可能性は極めて低く、使用した航空機は消毒作業を適切に実施したとしている。
同社では、今後も安心して、同社便を利用してもらえるよう、検疫当局をはじめ、関係当局からの指示、協力要請に対応するとしている。